基本的に、汎書店のおすすめ本は、一作者一作品にするつもりです。
周五郎は名作が死ぬほどあるので、どれ？って選ぶのが大変なんですが、日本婦道記を挙げておきます。

コレは短編集なので、周五郎を読んだことのない人にとっても、とっかかりとして最適です。
女性にスポットを当てている作品ですが、女性の強さや美しさ、美徳といえば語弊があるかな？
読んでいて、「ああ、、」って感嘆したり、「う〜ん」って唸ったり、「じ〜〜ん」って感動したり、、。

男性とか女性とかっていうと、何か問題あるかのように言われるオカシナ時代ですが、名作に表現されるそれぞれの素晴らしい姿を素直に受け入れて感動しているところにまで、ちょっかいかけんといて欲しいもんです^^

ええ作品です。