82年生まれ、キム・ジヨン(おすすめられ本)

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82年生まれ、キム・ジヨン(おすすめられ本)

とある方からのメール、、、
「どんな感想を持つのか知りたいので、是非読んでください」と^^

全ての女性がこの本に書かれている状況のどれかを体験しているんでしょうね、、。
冷静に見ても、表面上平等を謳うことが好きな今でも、こんな社会はこんな男性は存在し続けています。
正直、自分の中でも何故そんな考えなのか聞かれると返答に困りますが、結構したら女性には家に居て欲しいという気持ちがあります。
自分の中では、子どもを育てるのには、どちらかの親が必ずそばにいてやらないと!と思っているので、自分が働きに出ているのでそれは当たり前の事だと考えています。
その点は、結婚前から、付き合っていた段階から、そんな話を嫁としていたので全く問題ないかと自分では思っていますが、、^^
それに、自分が外で働く事と家庭を守り家族を守る嫁の仕事は同じです(僕の中では、家庭を守る嫁のほうが偉いと思っていますが)。

男はプライドで生きる生き物です。
そのプライドの持ち方で、その人の中身が決まります。
チンケなプライドの持ち主は(ほとんどそうですが^^)、どんな形であれ、どんな些細な事であれ、どんな場所であれ、自分が優れていると、自分が上だと、自分ができると、そんなふうに思っていなければ、ありとあらゆる事を比較され、評価され続ける社会で生きていくのが難しいと思っているんです。ほとんど認識していませんが(笑)
それに対するプライドの持ち主が偉いかどうかは不明ですが^^、どんな状況にあっても、どのような評価をされようとも、自分自身で決めることが、自分自身で納得することにプライドを持つ人がいます。社会性ない人も含みますが(笑)
でも、現状残念ながら、社会を構成する男性の多くが前者です。
どれだけ優れた女性の指導者が出てこようが、「所詮女やろ」と思う人間です。

こんな社会を変えるには、社会性の無い男が増えるか、女性が出会った男の人を変える草の根運動しかないと思います^^;
この本に書かれている多くの胸糞悪くなる状況は、最低でも全ての男性は理解しておくことが必要ですし、何かを評価し続けられる社会を変えることが難しいなら、その評価に男性も女性もないことを認識することから始めないと、、、と思います。

僕は年齢を重ねるごとに、嫁さんへの尊敬が大きくなってきています。
自分自身の中では取るに足らない事だと思っていることでも、女性の目から見ればとんでもない事!ってなことが多くあります。
そういったことがあれば、夫婦で長い時間話し合っています。

『「自分でできる!」って思ったり言ったりするよりも、「あの人はできる!」って言われる方が、」100倍カッコいいよ』
っていう嫁の言葉に勝るものは無いと思っています^^

これから残りの人生、目にするこんな状況を変えるために、小さな働きを続けたいと思わせる一冊でした^^