更新日: 公開日: 汎書店おすすめ本・おすすめられ本
小学校に入学して少しばかり経った頃、親父が天王寺の植物園に連れていってくれた。
今はもう無い建物(よく覚えていないがガラス張りの建物だったと)で、そんなに大きくなかったが、草とか花みて何が面白いねん!なんて思っていた時に、ウツボカズラを見た。
見て、説明を聞いて、一気に心が奪われた!
親父が「これは小さいけど、東南アジアとかにあるもっと大きな奴は、動いて人間も食べるで〜〜〜」って、とんでも無いことを言い出したばっかりに、その日からデッカいウツボカズラが追いかけてきて食べられそうになる夢をしばらく見ることになった、、、、。
多感な時期に、こんなこと言うとアカン見本やな(笑)
ネペンテス・ラジャという、赤い、見た目に溲瓶のような形の食虫植物がある。
この本の作者が、一時期、いろんなメディアに出まくっていた時に何かのインタビューで「この植物にものすごく衝撃を受けて、こんな植物を届けたいって思った」というのを聞いて、自分の体験(トラウマ・笑)を思い出し、手にとって読むきっかけとなりました。
ハンターって書いてあるだけで、ワクワクする自分の気持ち^^を裏切らない、面白い内容です。
こんな植物あったんや!そこまで危険を冒して取りに行くんや!えっ、結局そんなことに!などなど、楽しんで驚いて呆れて嵌まり込むええ本です。
うちの家の本棚にあります。
情熱を持って全力で物事にあたる姿勢が素晴らしいです!
是非^^
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