正欲

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正欲

さとしんさ〜ん^^ ありがとね〜〜〜〜

この本、読んだことなかったので買って読みました^^
なんだか、自分があちこちで言ってた指摘や思いが書いてある(笑)

この社会には聞こえの良い言葉で誤魔化された表現や、人からの見てくれとどうでも良い評価に腐心した人格形成に精を出す人、メディア、腐るほどある。
はっきり言って、全部理解して、思いやって、まともに向き合って、、、出来ません。
それが出来てる風なやつ見ると反吐が出る、、

それはここに書かれている内容以外でも、例えば言葉にするのも悍ましいような体験をしてきた人への寄り添いとか、悩むことよりも衝動で自損する人への言葉がけとか、、そういう経験やそういう事を目の前で体験した人以外、全部その人の感性と経験の中での判断なので、それが合致する方が難しい。
僕自身、たいがいとんでもない生き方(生かされ方)をしてきましたが、ただ、聞き続けることのみ、僅かにその心への足がかりを得られるんやと思っています。

僕自身、例えば友人に同性愛者がいるし、いろんな話をするし酒を酌み交わして思いの丈を語り合うこともある。
でも、その友人が子どもを持ちたいと言った時、『子どもにお前らの環境を押し付けるな!』と大反対した。
それを聞いた友人は、『自分のことをわかってくれていると思ったのに、やっぱりお前も他の奴らと一緒やったんやな』って言われた時に、
「ああ、理解って結局、そいつが思っている事を都合よく相手に押し付ける事なんやな。自分がマイノリティって言いながら、生まれてくる子どもの人生をすでにそのマイノリティ環境を押し付けて、選択肢に制限つけてることわからんのかな」って思った。

無論、こういった考え方が正欲というのならそうかもしれないが、別に変える必要もないと思っているし、自分のできる範囲で思いやりの心を持って人間関係を作り続けていくつもり。
イエスキリストとちゃうんやから、全てを理解し全てに思いを寄せるのは無理やな〜〜

この本、うまいこと書いてるので、より多くの人が読んで考えて欲しいな^^