汎書店について

1983年4月、大阪市生野区桃谷にて父親(船橋大元)が創業。
10坪ほどの細長い店に、古本全般を取り扱う。たくさんの人で賑わいを見せ、忙しそうに、でも楽しそうに仕事してる親父が印象的でした。隣の店がうちの電気を盗んでいた事が発覚するというオマケまでついた店でした^^

その後、道路の拡張整備で大阪市鶴見区の安田へ移転となるが、すぐに大東市の住道へ本拠を構える。八尾枚方線沿い、住道小学校・中学校が並ぶ目の前の18坪。

1995年には、就職活動で内定をもらっていた私に親父が『お前の性格でサラリーマンできると思ってるんか?無理やな!うちで働いた方がええ!』と言い、就職。
河内長野の千代田に支店を出し、そこの営業を任される。2004年の2月に河内長野は閉店し、その年の6月に梅田の大阪駅前第3ビルへ出店。

当時は、「もっきりや」「あじろ書林」「永井古書店」「さくら」「杉本梁江堂」が軒を連ね、古書の街を形成していた。2008年、母親が脳溢血で急逝したのをきっかけに父親は住道店を閉店。2022年、コロナ禍のダメージに耐えきれず「アイシャルリターン」と言い残し、梅田店の営業を終える。現在、住居に事務所を構え、大阪駅前第3ビルの地下に倉庫を借り、即売会、ネット販売、買取を行いながら、次のステージを模索中、、。

そもそも「汎書店」の命名は、親父が高津高校時代の文集の名前から取ったらしく、「汎」の1文字で〜広く世に知らしめる〜という意味だが、最も短い名前で最も大きな意味を持つというのが気に入って付けたと言っていた。住道で母親に連れられて本を買いに来ていた男の子が就職して梅田店を訪ねてくれ、「お久しぶりです!!」と嬉しそうに話すと言った、世代を超えた繋がりを生める、自分が商うもので笑顔が繋がるといった部分に惹かれて、「他に儲かる仕事なんぼでもあるのに〜」という声を無視しながら続けています。

現在梅田の倉庫、豊中の事務所を拠点に即売会(古本まつり)やネット販売で営業中。

即売会の様子

即売会の様子

即売会の様子

即売会の様子

即売会の様子

即売会の様子

最新情報配信中

SNS

フェイスブックでのご質問、
コメント受け付中!

古本屋のこと、即売会のこと、店主のこと、なんでも聞いてください。
まあ、色々と表現に制限が厳しい世の中ではございますが、お答えできる範囲で書いていきま~す^^~~